こんにちは!
料理が好きなズボラ主婦、piです。
最近、我が家の包丁の切れ味が悪いのです。
訳あって、平日の料理を担当している夫からこんな提案がありました。
今の包丁、切れ味があまり良くないし研いでもすぐ切れなくなるから、新しく良い包丁買わない?
そうだね、予算10,000円前後で良い包丁が欲しいよね。
実は夫は釣りが好きで、釣ってきた魚は自分で捌きます。
以前より、「関の刃物市に行きたい」「切れ味の良い包丁がほしい」と言っていました。
そこで、わたしが包丁を選ぶために調べてみた中で良さそうなブランドと包丁を、ピックアップしてレビュー比較をしていきたいと思います!
一般家庭で使われる包丁は、
- 三徳包丁
- 牛刀
- ペティーナイフ
などがありますが、今回は一番万能に使える三徳包丁に絞って探してみました!
- 料理にこだわりたい
- 包丁の買い替えを考えている
- 切れ味のいい包丁がほしい
- 永く使える一生モノの包丁がほしい
わたしの包丁選びの一貫で調べた内容です。
かなり長い記事となりますので適度に飛ばして見ていただければと思います。
吉田金属工業 『GLOBAL』
有名なGLOBALの包丁!
GLOBALと聞くと海外製?と思われるかもしれませんが、実は「吉田金属工業」という会社が作っている、日本製の包丁です。
スタイリッシュで衛生的な「オールステンレス」包丁の先駆けとなった会社です。
シリーズはGLOBALとGLOBAL-ISTの2種類だけですが、一般家庭から業務用まで幅広く使用されています。
GLOBAL 三徳18cm
- 価格 9,900円(税込)
- 刃付 両刃
- 材質 刃:ステンレス(モリブデン、バナジウム)
- 柄:ステンレス
- 寸法 全長310mm、刃渡り18mm
- 重量 175g
モリブデン・バナジウム鋼は、通常のステンレス鋼に比べ
- 切れ味が良い
- 摩耗しにくい(切れ味が長持ち)
- 錆びにくい
特徴があり、医療用メスにも使用されている
レビューから見えるメリット
- オールステンレスで衛生的
- 見た目がカッコいい
- 切れ味が良い
- 普段使いにちょうどいい
レビューから見えるデメリット
- ステンレスの柄が手になじみにくい
- 柄の小さな穴がたくさん空いている部分にゴミがたまる
切れ味には定評がありそう
ステンレス製の柄は、スタイリッシュ且つ衛生的である反面、手になじみにくい、力が入れにくいという意見もあり賛否が分かれている印象
藤次郎
藤次郎は刃物の産地として有名な、新潟・燕三条にあります。
伝統を引き継ぎつつ技術革新にも力を入れている会社です。
藤次郎のホームページは、細部まで作り込まれていて素敵なのでぜひ見に行っていただきたいです!!
藤次郎には、家庭用からプロが使用するような包丁まで様々なシリーズと種類があります。
その中で、家庭で毎日使えそうなものを2つ選びました。
藤次郎 DPコバルト合金鋼割込(口金付) 三徳 170mm
- 価格 8,800円(税込)
- 刃付 両刃
- 材質 刃:コバルト合金鋼+13クロームステンレス
- 柄:蓄層強化材
- 寸法 全長295mm、刃渡り170mm
- 重量 180g
コバルト合金鋼は、鋼材に比べて切れ味は劣るが、錆びにくく、硬く耐摩耗性に優れた材質。(モリブデン・バナジウム鋼よりも上位)
レビューから見えるメリット
- 切れ味に感動の声続出
- コストパフォーマンスが良い
- 錆びにくい
レビューから見えるデメリット
- 女性が使うには少し重い
- 刃こぼれしたというレビューが数件
- 切れ味の持続に関しては賛否両論
切れ味に関しては評価が高くコスパも◎
「重い」「刃こぼれした」という意見がちらほら
切れ味の持続に関してはプロの視点から否定的な意見もあるが、一般家庭での使用であれば問題なさそう
藤次郎 DP露流し鋼割込 三徳 170mm
- 価格 9,900円(税込)
- 刃付 両刃
- 材質 刃:コバルト合金鋼+ハイカーボン・ローカーボンステンレス鋼
- 柄:積層強化材
- 寸法 全長290mm、刃渡り170mm
- 重量 150g
異種金属を多層に重ね合わせることで、単層構造の素材に比べて硬度が増すうえに、研ぎやすい素材となる
レビューから見えるメリット
- 切れ味が最高
- ダマスカス模様がカッコイイ!!
- 思ったより「軽い」
レビューから見えるデメリット
- 簡易砥石では砥げないため手間がかかる
切れ味に感動、見た目がカッコイイ!!というレビュー多数
重厚感のある見た目に反して「軽い」
高級包丁だけに手入れは簡単にはいかず、砥石で研ぐ手間がかかるという意見も
貝印 『関孫六』
貝印から出ている関孫六というブランド。
家庭用の包丁としてはオーソドックスで、ホームセンターやショッピングモールなどの包丁コーナーにも並んでいるのをよく見かけます。
手頃な家庭用から、プロも使用する高級包丁まで幅広く扱うブランドです。
現在、我が家で使用している包丁も「関孫六」で、シリーズは分かりませんが数千円のものだと思います。
関孫六 10000cc 三徳 165mm
- 価格 11,000円(税込)
- 刃付 両刃
- 材質 刃:特殊炭素鋼+ステンレススチール
- 柄:積層強化木
- 寸法 全長292mm、刃渡り165mm
- 重量 168g
鋼の切れ味の良さと、ステンレスの手入れの楽さを両立
レビューから見えるメリット
- 切れ味抜群!!
- 鋼の包丁としては錆びにくく、変色しにくい
- ステンレス刃に比べて切れ味が長持ちする
レビューから見えるデメリット
- 少し重い
- 心材は鋼なので完全に錆びないわけではない
鋼ならではの圧倒的な切れ味の良さを保ちながら、錆びにくさ、変色しにくさも兼ね備えている
全く錆びないわけではないので調理中もこまめに拭き取りが必要
関孫六 木蓮 三徳 165cm
- 価格 9,350円(税込)
- 刃付 両刃
- 材質 刃:ハイカーボンステンレス刃物鋼+ステンレススチール
- 柄:積層強化木
- 寸法 全長292mm、刃渡り165mm
- 重量 170g
ハイカーボンステンレス鋼とは炭素を多く含み、硬度を高めたステンレス鋼で、V金10号などもこれの一種
レビューから見えるメリット
- 切れ味抜群!!
- 手入れがしやすい、砥ぎやすい
- 木製の柄が手になじむ
レビューから見えるデメリット
- 硬度の高いステンレスのため、錆びに注意
切れ味に関して高評価なうえに、「手入れも楽」というレビューが多数
木製の柄の木目や、刃先の模様が美しいという意見も複数
ステンレス製ではあるものの、硬度の高い(切れ味の良い)ステンレスは錆びやすいので注意が必要との意見も
安田刃物
安田刃物は刃物の製造で有名な、岐阜県・関市にある包丁メーカーです。
包丁を製造する工程のほとんどが、職人さんの手作業によって一本一本丁寧に作り上げられています。
シリーズは、関虎徹、虎徹、源虎徹の3種類あります。
関虎徹 YG300 三徳180mm
- 価格 5,800円(税込)
- 刃付 両刃
- 材質 刃:V金10号割り込み
- 柄:積層強化木
- 寸法 全長 記載なし、刃渡り180mm
- 重量 記載なし
V金10号とは炭素を多く含むため硬度が高く、切れ味の良さが持続する、ステンレスの中でも最上級と言われる素材
レビューから見えるメリット
- 切れ味が良い
- コストパフォーマンスが良い(比較する中では最安値の5,800円)
レビューから見えるデメリット
- 切れ味が思ったほどではない
- 切った食材が張りつく
- 刃が薄いので歪みや刃こぼれに注意
切れ味に関しては賛否分かれたが、砥ぎ直したら改善されたという意見も複数あり
5,000円台で買えるわりにコスパが良いという意見も◎
堅いものを切ったら歪みや刃こぼれしたとのレビューもあり、食材を選んだり慎重に扱う必要がありそう
三星刃物 『和 NAGOMI』
三星刃物も安田刃物と同じく、岐阜県・関市にある包丁メーカーです。
140年余の歴史を持つ三星刃物、唯一の自社ブランド『和 NAGOMI』
家庭でもプロが使用する包丁のように切れ味がよく、手入れのしやすい包丁が使えるようにと研究を重ねて作られています。
100年先も切れ味と使いやすさの変わらない「100年包丁」を目指しているそうです。
和 NAGOMI 三徳
- 価格 11,000円(税込)
- 刃付 両刃
- 材質 刃:440Aモリブデン鋼
- 柄:積層強化木にステンレス象嵌
- 寸法 全長315mm、刃渡り180mm
- 重量 180g
440Aモリブデン鋼は錆に強く粘りのある特性を持つ
刃こぼれしにくく、鋭い切れ味が長続きする
レビューから見えるメリット
- 軽く押すだけで切れる
- デザインが美しい
- 手入れが簡単
レビューから見えるデメリット
- 重い
切れ味もさることながら、美しいデザインを絶賛する声多数
新聞紙で擦るだけで簡単に手入れができる点や、一回分の無料研ぎ直し券がついているところも高評価
重さは、今回の比較の中で一番重い180g(藤次郎 DPコバルト合金鋼割込と同率)
まとめ
今回は、買い替えたい包丁について調べた中で、気になったブランドの包丁についてレビュー比較をしてみました!
それぞれの包丁がこだわりを持って丁寧に作られていることを知り、さらに迷ってしましました。
優柔不断なわたしは、買うまでに時間がかかりそうです…笑
また、購入したらブログ内でレビューをさせていただきますね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!